工藤勇一先生×名古屋市教育委員会×ひだまりの丘

名古屋市教育委員会主催の「教育シンポジウム」

千代田区立麹町中学校長の工藤勇一先生の講演会

行ってきました!!

 

参加は事前申し込み・抽選制だったのだけど、

ワタシ外れた人…えーん

 

でも、ひだまりの丘の副理事長えび先生が奥様の分を

私に譲ってくれて、ありがたく参加させていただけました。

 

 

工藤先生のお話は、西尾でのイベント以来2回目だけど、

名古屋市教委主催となると規模も全然違うし、

工藤先生の熱意も増していたような。

(主に教育関係者に向けていたのだろうな…)

 

 

何回聞いても心が動かされてしまう工藤先生のお話。

 

 

本当に大事なことはシンプルで

みんながOKできて

誰もが幸せになれることなんだ。

 

それを「上位目標」として全員で共有する!

このことが何よりも大切。

 

一番上の一番大事なことで合意形成できれば、

それ以外の事柄的な些末なあれこれは

はっきり言ってどうでもいい。

 

いや、どうでもよくないけど、

対立するような話し合いにならない。

目の前の小さなことにとらわれるのではなく、

大きくて高い目標を共有しているから。

 

これが、「みんな違っていい」と

「全員を大切にする」を両立させる対話のカギ。

 

 

で、工藤先生が言うところの教育でいうと、

目的は「自律した生徒を育成する」こと。

 

これを目的とした場合の手段は自ずと

いかに生徒を信じて任せるかという方向になる。

 

だって、自律って

自分で考え

自分で判断

自分で決定

自分で行動

できることだから。

 

どんどん自分で考えさせて、判断させて

決定させて、行動させるしかない。

大人はそれを見守ったり、応援したり、

求められたときにアドバイスしたりするだけ。

 

大人に必要なのは、

「信じる力」だけだと思う。

それは、まず自分を。そして相手を。

 

 

講演の後のシンポジウムでは

名古屋市教委の施策紹介があったんだけど、

それはそれで新しい取り組みだったんだけど、

私が工藤先生のお話と聞き比べて感じたことは、

子どもたちのために「何をやるか」ベースだなということ。

 

工藤先生は「何をやらないか」ベースだと思う。

だって、子どもの力を信じているから、

大人はよけいなことをやらなくていい。

 

やるべきことがあるとしたら、

せいぜい、自分を含めた大人っていいもんだよっていう

姿を見せ続けることくらいじゃないのかな。

 

 

これって簡単なようで難しい。

 

自分の存在価値を認めていないとできないし、

自分のやりたいことがわかっていないとできないし、

自分で判断して行動する力がないとできない。

 

結局、子どもに身につけてほしい力を

まず大人自身が身につけて見せること。

大人は自分のことにもっと集中しないといかんな。

 

 

…とか言うことを、徒然に思った講演会でした。

 

 

そして、行く前に散々喋ってから行ったのに、

講演を聞いて熱い思いになってしまった私とえび先生は

終わった後もお茶しながら、また語る(笑)

 

そして、ひだまりの丘の理念

「人が持っている力をより良く発揮する」というのは

まさに、みんなにとってOKで、みんなが幸せになれる

最高の上位目標だという結論に至り、

まずは大人同士からだねという思いを新たにして

帰ってきたのでした。

 

 

さて、この熱い気持ちの流れのままで、

次の土曜日は、こちらです下矢印

 

きっとまた、熱い思いが聴けること間違いなし!!

(主催の大関朋子ちゃんの熱い思いはここから)

 

参加申し込みはこちらまで♪

https://ws.formzu.net/fgen/S81549257/