この週末、心震える出会いがあったのでご紹介。
スクールソーシャルワーカー仲間でもあり、
(一緒に写真を撮るのを忘れてしまったので、勝手にお借りしてきた写真ww)
そもそもは、共通のSSW仲間を通じて湊さんにmeguru houseの紹介をさせていただくことになり、
セッティングさせていただいた機会。
「パートナーも興味があるそうなので同行します」とメールで連絡いただいていたのだけど、
待ち合わせ場所に行ってみたらば女子二人だし、名刺の名字は同じだし、およよよ??
同性カップルとのことでした。
私はLGBTQ当事者の方にお会いするのは初!
(あ、カミングアウトしてるケースに限っての話ですが)
だからどうという思いは特に抱かなかったけども
明乃さんが当事者としての立場や経験を活かしてLGBTQのケースに対応された経験談は、
ソーシャルワーカーとしてめちゃくちゃ勉強になりました。
LGBTQに限らず、どんなケースでも現状を丁寧に聞き取りして、本人の思いや希望を整理して
そのためにどんな支援ができるかを考えるのはソーシャルワーカーとしては当然のことだけど、
やはり当事者だからこその共感の深さや視点の細やかさは私には真似できそうもなく、
生徒本人や学校の先生方はさぞ心強かったことだろうと思わざるを得ない話でした。
梨菜さんは、LGBTQから性教育への関心が強く、そこからmeguru houseにも興味を持ってくれたそう。
活動の必要性を理解してくれて心強かったし、性教育に関連する情報もたくさん教えてもらいました♡
そして、お二人はLGBTQの普及啓発のために講演会やセミナー、ラジオなどの活動をしているとのことで、
meguru houseの広報活動についてもアドバイスくれました。
二人ともいろいろチャレンジしてきた実績があるからエネルギーは軽いし、引き出しもいっぱいで
とにかく話していて、おもしろいし、話題が尽きない!!
もっといろいろ聞きたいことあったけど、時間切れとなり、私は帰ってから二人のラジオ番組を聞いてみました。
ホンマルラジオ
http://honmaru-radio.com/category/minato/
これがまた、めちゃくちゃいい!!!!
私は第1回と第11回を聞いてみたんだけど、初回から初めてとは思えぬトークのうまさ!
聞きやすいし、わかりやすいし、おもしろい。
LGBTQについて知るためにもピッタリなんだけど、
なにより、聞いていて、すごく前向きな気持ちになれる。
重たくないんですよね。
与えられた環境や持って生まれた性質について、ずっとそこに留まって悩むのではなく、
「そんな自分だけど、どう生きる?」っていうことに、すごく素直に軽やかに向き合っている感じ。
もちろん、いろんなことを経験して、いろいろ悩んだり、考えたり、行動したりという
これまでの道のりがあってこその今なんだろう。
だからこそ、よけいに素敵だなと思った。
聞いて、元気になる人いっぱいいると思う!
私の、もはやネタのようなネガティブ思考は、
同じような悩みを抱えた人たちを深く共感するための武器だと思っているけど、
共感の先に、一歩踏み出すタイミングは絶対あって、
そんな時には二人のような軽やかさが背中を押してくれるのではないかなと思った。
とにかく素敵だから、たくさんの人に聞いてほしい!!
明乃さんがラジオでも話していたけど、LGBTQだからどうのこうのではないのだな。
「人間力」だなとしみじみ思った。
ひとりの人としても、ソーシャルワーカーとしても、こうありたいなと思わせてくれる素敵な二人でした。