ファミリーソーシャルワーカーとして勤めているNPO法人ひだまりの丘で
新しい活動が始まっています。
meguru houseは「中高生以上の女の子の居場所」です。
なぜ中高生以上なのか？
なぜ女の子限定なのか？
はじまりは、meguru houseの代表をつとめる久野めぐみ先生の思い。
勤めていた児童養護施設で関わっていた女の子たちが
退所後に望まぬ妊娠をしてしまうケースが一度や二度ではなかったこと。
居場所がないことやお金がないこと、さらには正しい知識が乏しいことが
女の子の場合は、性被害や望まぬ妊娠・出産というリスクにつながる。
この現状を少しでも変えたい！
その思いからmeguru houseは生まれました。
一方、私は高校でソーシャルワークをしています。
普通に高校に通っている子でも居場所がない子は少なくない。
虐待にあっている子
親や親のパートナーとの関係に悩む子
友達との関係がうまく築けない子
そんな子たちが相談にやってくる。
そんな子たちを通して、
家庭でも学校でもない居場所の必要性を感じていました。
また、相談まで至らず、普通そうに過ごしている子でも
親や友達の価値観の相違や
自分の生活や将来について思い悩むのは
中高生にとってはごく普通のことと思う。
そうした時に、
親でもなく先生でもない第三者の大人にちょっと話ができれば。
家庭や学校で触れる以外の価値観を知ることができれば。
さらには、そこで正しい性の知識も身につけることができれば。
これらを通して、女の子たちに、
自分の人生にはいろんな選択肢があること
自分の身を守ることの大切さ
生命を生み出す力のある自分の身体の大切さ
自分で選んで決めることの大切さ
なんかを知ってほしい。
meguru houseはそんな思いを込めた居場所です。
あたたかい食事といろんな道を歩んできた多彩なメンバーで
お待ちしています。
想いに賛同してくださり、寄付・物品提供・ボランティアなどで
協力いただける大人の方も大歓迎です！！
対象となりそうな子に届くよう、パンフレットを置いてくださる
関係機関や居場所があれば、パンフレットをお届けします。
ぜひご連絡ください。
9月23日、産フェスにも参加します。
詳しい話を聞いてみたい方、
パンフレットを見てみたい方、
ぜひ遊びに来てください♪