先日、勤務先の高校で保健講話を見学しました。
二年生を対象にした、産婦人科医による性教育。
保健体育の先生がオススメしてくれたので見学させてもらったのだけど、めちゃくちゃ良かった!!
講師の先生は、ご自身も三人の子を育てる女医さんで、
愛に溢れた想いと、豊富な知識と、軽快な語り口が絶妙で、あっという間の1時間
妊娠出産、性行為、中絶、避妊、マスターベーション、性感染症、LGBT、スポーツと女性の身体の関係まで、話題も幅広い。
興味本位でした初めての性行為で妊娠してしまった、生徒さん達と同年代の女の子の話など、
豊富な臨床経験からの話は、どこか遠くの関係ない話ではなく、身近であり得る話なんだと感じることができたんじゃないかな。
先生は性教育を「ライフスキル教育」と捉えていて、よりよく生きるために必要なこととして語ってくれる。
性についての知識が不十分だったせいで夢を諦めたり、思い描いていたライフスタイルを手に入れられなかったりしてほしくない。
そのために、正しい知識を早いうちから知っておいてほしいということでした。
自分たちの身体と人生を大切にしてほしいという愛が伝わってきて、ほんとに感動しました。
性教育って、本来こういうことなんだな!!
ちなみに、当日の配布資料がまた素晴らしかった!
「日本産科婦人科学会」が発行している小冊子なんだけど、思春期から中高年期までの各ライフステージごとに、性や生の必要な知識が分かりやすく説明されている。
学会のホームページで全編見れるから、ぜひ見てほしい
ちなみに先生の姿勢というか、根底にある想いはソーシャルワークと同じすぎて、そういう意味でも私はひとり感動していた。
よく知り、よく考えて、よく決める。
何事においても、これが一番大事✨✨
ソーシャルワーカーも、そのサポートをしています
自分の仕事の姿勢を再確認する意味でも、ほんとにいい機会でした(^^)